新NISAの仕組みとは?初心者でもわかるメリット・デメリットと始め方

「将来のために何か始めなきゃいけないのは分かってるけど、投資って難しそう…」
「新NISAってよく聞くけど、結局なにがお得なの?」

物価は上がり続けるのに、給料はなかなか上がらない時代。貯金だけで資産を守るのは難しくなってきました。
結論から言うと、これから資産形成を始めるなら「新NISA」を使わない手はありません。これは国が用意した”投資の最強優遇制度”だからです。

この記事では、投資初心者が知っておくべき新NISAの仕組み、メリット・デメリット、そして失敗しない始め方までを完全解説します。

この記事でわかること
  • 新NISAを使うとどれくらいお得なのか(税金の仕組み)
  • 「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の違い
  • 新NISAの唯一のデメリットとリスク
  • 初心者におすすめの証券会社と銘柄

読み終える頃には、漠然とした不安が解消され、スマホひとつで投資家デビューへの一歩を踏み出せるようになります。

目次

そもそも「新NISA」とは?仕組みを簡単解説

NISA(ニーサ)とは、一言で言うと「投資で得た利益にかかる税金をゼロにしてくれる制度」のことです。

通常なら利益の約20%が税金で消える

通常、株式投資や投資信託で利益が出ると、その利益に対して20.315%の税金がかかります。

例:投資で100万円の利益が出た場合
  • 通常の口座:手元に残るお金は約80万円(約20万円が税金で引かれる)
  • NISA口座:手元に残るお金は100万円まるごと!(税金0円)

この差は圧倒的です。将来のために資産を増やすなら、まずはNISA口座の枠を使い切ることが最優先と言われるのはこのためです。

新NISAの3つの神メリット

2024年から始まった「新NISA」は、以前の制度(旧NISA)から大幅にパワーアップしました。特に重要なメリットは以下の3つです。

1. 非課税期間が「無期限」になった

旧制度では「20年間だけ非課税」といった期限がありましたが、新NISAでは一生涯、いつまで保有していても非課税です。
これにより、老後に向けて30年、40年と長期でじっくりお金を増やすことが可能になりました。

2. 投資できる金額が最大1,800万円に増額

一人あたりが生涯で投資できる上限額(生涯投資枠)が1,800万円に設定されました。
月5万円の積立投資なら、30年間続けてようやく埋まる金額です。ほとんどの人にとって十分すぎる枠と言えます。

3. 商品を売却すれば枠が復活する

ここが凄いポイントです。もし急にお金が必要になってNISAで買った商品を売却した場合、その分の枠(取得価格ベース)が翌年に復活します。
つまり、「一度使ったら終わり」ではなく、人生のイベントに合わせて柔軟にお金を出し入れできるのです。

知っておくべき「つみたて投資枠」と「成長投資枠」

新NISAには2つの「枠(ポケット)」があります。併用も可能ですが、初心者は役割を理解しておきましょう。

項目つみたて投資枠成長投資枠
対象商品金融庁が厳選した
安全性の高い投資信託
投資信託に加え
個別株(日本の株など)もOK
年間上限120万円
(月10万円)
240万円
おすすめ初心者向け
(まずはここから!)
中級者向け
(ボーナス投資などに)

初心者は迷わず「つみたて投資枠」だけでOKです。金融庁が「ぼったくり商品」を排除してくれているため、比較的安心して選べる商品が揃っています。

新NISAのデメリットと注意点

メリットばかりに見える新NISAですが、投資である以上リスクはあります。

元本割れのリスクがある

銀行預金とは違い、株価の暴落などによって投資した金額よりも減ってしまう(元本割れ)可能性があります。
ただし、過去のデータでは「全世界株式(オール・カントリー)」などの優良な指数に15年以上長期投資を続けた場合、元本割れのリスクは極めて低くなることが証明されています。

「損益通算」ができない

少し専門的ですが、NISA口座で損が出ても、他の課税口座(特定口座)の利益と相殺して税金を安くする「損益通算」はできません。
「NISAは利益が出ないと意味がない制度」と覚えておきましょう。

【完全手順】新NISAの始め方ロードマップ

では、実際にどうやって始めればいいのでしょうか?手順はたったの3ステップです。

  1. 証券会社に口座を開設する
  2. クレジットカード登録をする(ポイント還元のため)
  3. 積立設定をする(毎月いくら買うか決める)

最も重要なのは「どこの証券会社を選ぶか」です。銀行の窓口に行ってはいけません。手数料が高い商品を紹介される可能性があるからです。

おすすめはネット証券の2強

これから始めるなら、以下の2社のどちらかを選べば間違いありません。どちらも口座開設料・管理料は無料です。

SBI証券

【口座開設数No.1】
投資信託のラインナップが豊富で、「投信マイレージ」という保有しているだけでポイントが貯まる制度がお得。TポイントやVポイントを貯めたい人に最適。

楽天証券

【画面が見やすく初心者向き】
楽天カードで積立投資をすると楽天ポイントがザクザク貯まる。「楽天経済圏」を使っている人はこちら一択。

迷ったら、「普段使っているポイント」で決めてしまいましょう。
口座開設にはスマホと本人確認書類(マイナンバーカードや免許証)があれば、最短10分ほどで申し込み完了します。

まとめ:今日が一番若い日!まずは口座開設から

新NISAについて解説しました。

まとめ
・新NISAは利益にかかる税金が一生涯ゼロになる神制度
・初心者は「つみたて投資枠」でコツコツ投資が正解
・銀行ではなく「ネット証券」で始めるのが鉄則

投資には「複利(ふくり)」という魔法があります。時間が経てば経つほど、雪だるま式にお金が増えていく効果です。
つまり、1日でも早く始めた人ほど有利になります。

「勉強してから…」と思っていると、いつまでも始められません。まずは口座開設(無料)だけ済ませておき、準備を整えておくことが資産形成の第一歩です。
将来の自分のために、今すぐ行動を起こしましょう!

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この記事を書いた人

大学(経済学部)を卒業後、オンワード樫山にて9年勤務→大学以来の簿記を勉強し日商簿記2級を取得→地元の会計事務所で3年勤務→大阪の税理士法人へ転職し9年勤務。退職後、Webライターとして活動中。

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